8-3.健康管理の重要性

8.安全運転

健康起因の事故と健康管理の必要性

近年、トラックドライバーの高齢化が進行するなか、10年前と比べると健康起因事故件数は約3倍で増加傾向にあります。心筋梗塞や脳卒中などを起こすと、ハンドル操作やブレーキ操作ができなくなり、重大事故に繋がりやすくなります。安全運転を行うために、しっかり健康管理を行うことは、ドライバーの最低限の債務です。
健康を損なう生活習慣や労働環境の悪化などから病気、運転に与える影響などをよく理解して、健康に起因する事故の防止に努めましょう。

SASが運転に与える影響

SASとは「睡眠時無呼吸症候群」の略語であり、生活習慣病と大きな関連があります。とくに高血圧、糖尿病、脂質異常、肥満はSASのさらなる悪化を招きます。またアルコールや喫煙も悪化の原因になります。
SASを放置しておくと走行中に居眠り運転に陥ったり、最悪の場合気を失うこともあり、重大事故になるケースがあります。症状の特徴としては睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されれる、昼間に強い眠気を感じるなどです。
ただし必ずしも強い眠気を感じるわけではないことに注意が必要で、疲労感や倦怠感が継続する場合も、SASが原因となっていることがあります。単に疲労によるものだと認識することも多く、自分では気づきにくいという特徴があり、そこに大きな危険性があります。精密検査によって治療が必要とされた場合でも治療することで80%を超える
ドライバーが治療効果を得られたと答えています。
薬が与える副作用に関しても注意を払う必要があります。風邪薬や花粉症の薬など眠くなる成分が入ってる場合がありますので、眠くならない薬を処方してもらうとよいでしょう。

健康管理のポイント

そんな病気でも早期発見が、早期治療を受けることが出来れば症状の悪化を防ぐことが出来ます。また回復も早く軽症で済むことが多いといわれています。ドライバーは、年1回の健康診断が義務付けられています。必ず定期健康診断を受けて、自分の健康状態を正しく知ることが大切です。診断結果には必ず目を通して、「要精密検査」や「要再検査」と判断されたら、そのまま放置せずに必ず医療機関で検査を受けましょう。とくに「要治療」と指摘されたときは、投薬等による適切な治療を受ける必要があります。また病気の内容によっては乗務の際の注意や乗務の可否等について医師の意見が必要になります。自主的に診断・治療を受けている場合には、その内容を運行管理者などに報告してください。
さらに急を要する症状がみられた場合には。即座に医師の診断等を求める必要があります。

ドライバーさんの感想

太田さん
太田さん

年齢が高くなると健康に起因する事故やミスが多くなるという、言われれば理解できますが、普段運転している時にはあまり気にして運転はしていませんでした。単純に年齢が高い方がベテランドライバーで確認や経験が高く運転がうまく、若い方が逆に経験が少なく未熟だと思っていました。が、健康面で見ると逆なのだということも言われると理解できます。私も少し無呼吸を家族から言われることが有りますが、病院と言われても、どこにいけばいいのか解らなかったり、この程度で?という考えもありなかなか通院には至っていません。この機会にもう一度考えてみようと思います。

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