交通事故時の対応
どれだけ安全運転につとめていても、事故を起こしてしまうことがあります。事故発生時に
適切かつ迅速な措置をとることにより、事故による被害や損害の拡大を防ぐことが出来ます。
その時落ち着いて対応できるように、事故現場での措置方法を習得しておくことは私たちドライバーの義務です。
- 負傷者の救護・・・直ちに停止し救護
- 道路における危険の防止・・・続発事故防止のため車両の移動など
- 安全な場所への退避・・・車内に残らず安全な場所に退避
- 警察への報告・・・発生日時や場所、負傷者数などの報告
- 事務所への報告・・・事故の発生状況や貨物の状況の報告
このようなマニュアルを作り発生状況を想定しいて事業者や運行管理者、そしてドライバー同士で
話し合いの場を設けることを強く望みます。
そうすることでドライバーが現場で慌てずに対処できますし、独断で判断してしまうようなこともなくなります。
車両故障時の対応
一般道の場合まずハザードランプを点滅させて後続車にトラブルが起きていることをしらせます。
次にスピードを落とし路肩などの安全な場所に停止して故障個所を確認して会社に連絡しましょう。
停止の際ブレーキが利きずらいときは、あせらずにエンジンブレーキ、排気ブレーキを使ってスピードを
落としてください。エンジンは完全に停止するまでは切らないで下さい。電気系統がすべて止まってしまうため
かえって危険です。落ち着いて行動することが大切です。
異常気象時の措置
異常気象時の措置の基本は事前の情報収集です。気象庁の注意報が発表されますので
事前に運行ルートや目的地の情報を収集するとともに、運行管理者等から運行の中止や迂回路等について
指示を仰いでください。
運行途中で異常気象に遭遇した場合は、無理をせずに安全な場所に避難して必ず事業所に連絡し
運行の継続や中止の指示をうけてください。ドライバーの判断だけで無理をして運転を継続する事は、
事故のリスクを大きくするだけですから、独断による行動はしてはいけません。
国土交通省でハザードマップを掲示してますのでこれも活用してください。
ドライバーさんの感想
事故を起こした時は、焦らず会社からもらった基本マニュアルを思い出しよく見て対応し、異常気象の場合、テレビやラジオで情報を集め、自分がいる場所の状況等を判断し、落ち着いて行動したいと思います。
今の私が事故を起こしたらパニックになってしまいそうなので、きちんとこの基本覚えておきたいと思います。