7-3.危険予知訓練(KYT)の方法

7.危険の予測と回避

危険予知訓練(略してKYT)とは危険が目の前に来てからの対処では手遅れになるケースが少なくないので、それを予知する能力を高めるための有効な訓練方法をいいます。この訓練は、交通場面を描いたイラストシートや写真、映像などを見てどんな危険が潜んでいるか、その危険を回避する為には、どのように運転すればよいかを、少人数のグループで討議し、具体的な行動目標を決定し、実践していくというものです。グループによる討議形式は、最も効果的な方法だといわれています。

危険予知訓練(以下KYTと略称)のすすめかたにはいくつかありますが、「4ラウンドKYT」と「ショートKYT」を紹介します。

「4ラウンドKYT」とは第1R「現状把握」、第2R「本質追及」、第3R「対策樹立」、第4R「目標設定」の4つのラウンドに基づくもので、危険予知訓練の基本となるすすめかたです。「ショートKYT」とはその簡略版といえます。

グループ討議では、自由に発言することがポイントになりますので、自分の思ったことをドンドン発言していきます。また、ほかのメンバーはそれに耳を傾けます。その意見の中には「なるほど」というアイディアやヒントがいくつもあるからです。なお他の意見がどんなものであっても、一方的に否定するような発言は控えます。否定されたメンバーはそれ以降口を閉ざしてしまうおそれがありますから、その点もよく心得ておきましょう。4ラウンドのKYTは時間がかかりますから、日常的に実施するには難しい面があります。そこで短時間でできるように簡略化したものが「ショートKYT」です。1Rと2Rをひとつ、3Rと4Rをひとつとして討議するとよいでしょう。

ドライバーさんの感想

田島さん
田島さん

工事現場等のKYは受けた事はありますが、トレーニングは知りませんでした。グループ討議は、気まずくなりそうなので、あまりやりたくありませんが…。

コメント

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