「緑ナンバー」はプロの証。事業用と自家用の違い
街中でトラックをよく見かけることと思います 。 ナンバープレートを見ると、 緑ナンバーと白ナンバーがありますがその違いは何でしょう?
それは、緑ナンバーは荷主から有償でお金をいただいて荷物を運んでいる事業用であり、白ナンバーは自社の荷物だけを運ぶ自家用かの違いです。ですから運ぶことでお金をいただく緑ナンバーはプロの証なのです。
また、緑ナンバーは様々な荷物を運んでいますが、建設関係の荷物でいえば、実は白ナンバーの自家用トラックが全体の7割も占めています。
日本全体のトラックの保有台数でいうと、白ナンバーの自家用トラックが、緑ナンバーの事業用トラックよりも多く存在しています。
より効率の良いと言われる、事業用トラックを増やすことは運送業界全体の課題であるとも言えます。
運送事業者の姿
トラック事業者の一社あたりの車の保有台数はどうでしょうか。運送会社は、基本的に中小規模の会社が多く、一社あたりの保有台数が十両以下の事業者が全体の6割近くも占めています。
また、物流全体の6割がトラック事業で営業収入にも同じように反映されています。
運送会社のトラックドライバーの現状
今トラックドライバーの高齢化が業界全体で問題になっています それもここ10年の間に10代20代の若者が少なくなっていることがわかります。
原因は、少子化や運転免許制度の改正によるものと思われます。
物流の主役であるトラック輸送の特徴
トラックで運ぶ、それは荷主→着荷主までドアツードア形態が輸送サービスとなっている為ほとんどが一社のために貸切状態で運びます。
その他には一度ターミナルに書くトラックの荷物を集めそこから別のターミナルそして各トラック事業輸送による特積み輸送がありその先は皆様もよく目にする宅配業者へと流れていきます。
その他には引っ越し輸送などもあり、それぞれに全国トラック協会ではお客様に安心安全を届けるまた利用者が安全性の高い会社を選べる目的として 安全性の証 G マーク引越し安心マーク等の推進を事業者に広めています。
ドライバーの感想
実はトラックの多くが白ナンバーだと、初めて知りました。緑ナンバーの方が多いと思っていました。
昔、免許を取得した人は中型トラックを運転出来ても、今の若い人達は中型免許を取得する必要があり、それも若者ドライバーが減った原因かも知れませんね。